LinuxMint20 MATEにgitlabをインストール

予め、gitlabの依存パッケージをインストールして下さいね。gitlab公式<URL:https://www.gitlab.jp/install/>
を参照して下さい。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -y curl openssh-server ca-certificates


まず、パッケージマネージャ aptのパッケージリストにgitlab-ceのURLを追加してから、gitlab-ceをインストールします。
もし、gitlab-eeをインストールしたければ、以下のgitlab-ce部分をgitlab-eeに置き換えて実施して下さいね。

手順:

1.gitlab-ceのスクリプトをダウンロードする

$ wget https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.deb.sh

2.ダウンロードしたscript.deb.shをエディットする
apt_config_url=を探して$(os)部分と$(dist)部分を変更する。
LinuxMint20はUbuntu 20.04 LTSがベースなので、"$(os)"→"ubuntu"、"$(dist)"→"focal"に置き換えます。

 apt_config_url="https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/config_file.list?os=ubuntu&dist=focal&source=script"

ちなみに。。。

  • Mint19.Xの場合、ベースバージョンはUbuntu 18.04 LTSなので、"$(dist)"→"bionic"です。
  • Mint18.Xの場合、Ubuntu 16.04 LTSなので、"$(dist)"→"xenial"です。

3.script.deb.shを実行する

$ sudo bash script.deb.sh
Detected operating system as LinuxMint/ulyana.
Checking for curl...
Detected curl...
Checking for gpg...
Detected gpg...
Running apt-get update... done.
Installing apt-transport-https... done.
Installing /etc/apt/sources.list.d/gitlab_gitlab-ce.list...done.
Importing packagecloud gpg key... done.
Running apt-get update... done.
The repository is setup! You can now install packages.

4.aptアップデートする

$ sudo apt update
ヒット:1 http://archive.canonical.com/ubuntu focal InRelease
ヒット:2 http://archive.ubuntu.com/ubuntu focal InRelease
ヒット:3 http://security.ubuntu.com/ubuntu focal-security InRelease
無視:5 http://packages.linuxmint.com ulyana InRelease
ヒット:6 http://archive.ubuntu.com/ubuntu focal-updates InRelease
ヒット:7 http://packages.linuxmint.com ulyana Release
ヒット:8 http://archive.ubuntu.com/ubuntu focal-backports InRelease
ヒット:4 https://packages.gitlab.com/gitlab/gitlab-ce/ubuntu focal InRelease
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
パッケージはすべて最新です。

5.gitlab-ceをインストールする

$ sudo apt-get install gitlab-ce
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  gitlab-ce
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
837 MB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 2,262 MB のディスク容量が消費されます。
取得:1 https://packages.gitlab.com/gitlab/gitlab-ce/ubuntu focal/main amd64 gitlab-ce amd64 13.6.3-ce.0 [837 MB]
837 MB を 26秒 で取得しました (32.0 MB/s)
以前に未選択のパッケージ gitlab-ce を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 378295 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
.../gitlab-ce_13.6.3-ce.0_amd64.deb を展開する準備をしています ...
gitlab-ce (13.6.3-ce.0) を展開しています...
gitlab-ce (13.6.3-ce.0) を設定しています ...
It looks like GitLab has not been configured yet; skipping the upgrade script.

       *.                  *.
      ***                 ***
     *****               *****
    .******             *******
    ********            ********
   ,,,,,,,,,***********,,,,,,,,,
  ,,,,,,,,,,,*********,,,,,,,,,,,
  .,,,,,,,,,,,*******,,,,,,,,,,,,
      ,,,,,,,,,*****,,,,,,,,,.
         ,,,,,,,****,,,,,,
            .,,,***,,,,
                ,*,.

     _______ __  __          __
    / ____(_) /_/ /   ____ _/ /_
   / / __/ / __/ /   / __ `/ __ \
  / /_/ / / /_/ /___/ /_/ / /_/ /
  \____/_/\__/_____/\__,_/_.___/
Thank you for installing GitLab!
GitLab was unable to detect a valid hostname for your instance.
Please configure a URL for your GitLab instance by setting external_url
configuration in /etc/gitlab/gitlab.rb file.
Then, you can start your GitLab instance by running the following command:
  sudo gitlab-ctl reconfigure
For a comprehensive list of configuration options please see the Omnibus GitLab readme
https://gitlab.com/gitlab-org/omnibus-gitlab/blob/master/README.md

インストール完了です。

Git for windowsインストール

Git for windowsは、Gitクライアントです。

GitHubやGitLab等のGitサーバーとSSH接続するために、GitクライアントをPCにインストールして SSHキーを作成できます。
厳密にいえば、Gitクライアントは、Gitサーバーと接続するために使用するのではなく、ローカル(PC)リポジトリやGitサーバーリポジトリをgitコマンドで操作するためのCLI(Command Line Interface)ツールです。
Gitクライアントの付随機能として、GitサーバーとSSH接続するための SSHキーも生成できます。

Gitクライアントは、git for windows https://gitforwindows.orgからダウンロードして、インストールします。

ダウンロードした Git-2.26.2-64-bit.exe を実行すると、インストールが開始されます。※ 2020年5月6日時点の最新バージョンが 2.26.2です。

最近のバージョンでは、セットアップ画面が変わってますがデフォルトの設定でインストールして問題ないでしょう。

ssh鍵(キー)の生成

Git Bashを起動して、gitサーバとssh接続するためのssh鍵を生成できます。
$ ssh-keygen -t rsa -b 2048または4096[Enter]
・”-t rsa”は、RSA鍵を指定します。
・”-b 4096 / 2048″は、4096または2048を指定します。4096または2048ビット長でssh鍵が生成されます。値を大きくすると暗号・復号処理が遅くなりますが暗号強度が増します。”-b 4096″で生成した鍵でssh接続してますが遅いと感じません。

※ちまたで、-Cやパスフレーズを指定していますが、無い方がトラブル回避できますよ。
・”-C”のコメント指定は不要なので、指定しない方が良いでしょう。
・パスフレーズの入力が促されますが、[Enter]を押して何も指定しない方が、様々なgitサーバーに使用できると思います。今のところ問題おきてません。

Git, GitHub, TortoiseGitのSSH接続設定

TortoiseGitからGitHub にSSH接続する設定を展開します。以下”SSH鍵”と記載していますが、「SSH接続するための暗号化鍵」の事です。Windows 7でも確認済みです。尚、ソフトウェア版数は、現在(2019/2/6)の最新版を使用します。

・Git for Windows 2.20.1
・TortoiseGit 2.7.0 +言語パッケージ

◆ 0.準備

GitHub アカウントは登録済みであること。
Git for Windows 、TortoiseGit は、インストール済みであること。

インストール方法は、別途記載します。

◆ 1.Git Bashのコンソールからssh-keygenコマンドでSSH 鍵を生成しますが、その前に gitコマンドでconfig設定しておきましょう。

$ git config –global user.name “YourName”
$ git config –global user.email YourEmail@hoge.com $ ssh-keygen -t rsa -b 4096

コマンドを実行すると、SSH鍵をcreateするファイル名やパスフレーズが問われます。何も入力せず[Enter]キーを押します。
パスフレーズは10文字以上入力すると強固な鍵が作成できるのですが、TortoiseGit での利用が思うように出来なかったりするので、私は利用面を優先します。しかし、セキュリティ面も大事ですので4096ビットで鍵生成します。因みにデフォルトは2048ビットです。
パスフレーズを入力すると、PuTTYgenでTortoiseGit に設定するid_rsa.ppkが作成出来ません。(id_rsaの秘密鍵の読み込みに失敗します)

・id_rsa:RSA秘密鍵
・id_rsa.pub:RSA公開鍵。GitHubにはこちらの公開鍵を設定します。

秘密鍵と公開鍵ができたので、GitHub で受け入れられるか確認しましょう。

◆ 2.PuTTYgen で先に生成したSSH鍵をid_rsa.ppkファイルに変換します。

id_rsa.ppkファイルはTortoiseGit に設定して、GitHub とSSH接続するための鍵ファイルです。

PuTTYgenを起動して、[File]-[Load private key]メニューでid_rsa秘密鍵ファイルを読み込みます。読み込みがSuccess なら、[Save private key]ボタンを押して、ファイル名 id_rsa.ppkで保存します。

PuTTYgen 画面に表示されているPublic keyテキスト内をコピーして、
GitHubの[settings] – [Personal setting] -[SSH and GPG keys]のSSH keysにペーストして、GitHubでも公開鍵が受け入れるかをチェックしましょう。

以上でTortoiseGit からGitHub にSSH 接続できます。

巷のサイトではソフトバージョンが古くて思うように行かなかったゼ。