FreeRTOSのフォルダ構成

【FreeRTOSのフォルダ構成と利用するソースファイル】

FreeRTOS(Ver7.6.0)を解凍すると、以下のフォルダ構成になっています。どのバージョンも同じような構成になってます。

使用するソースファイルは、使用するIDEツールやCPUアーキテクチャにより異なります。
具体例として、PIC18F、STM32F3 CPUの場合の例をあげます。

●まずは、IDEツールやCPUに依存しない共通ファイルは、次のファイルです。
①[FreeRTOS]-[Source]フォルダ下の.cソースファイル
②[FreeRTOS]-[Source]-[include]フォルダ
③[FreeRTOS]-[Source]-[portable]-[MemMang]フォルダ

●実装する基板のCPUがPIC18Fシリーズで、IDEツールがMPLABやMPLAB-Xの場合は、次のファイルを使用します。
④[FreeRTOS]-[Source]-[portable]-[MPLAB]-[PIC18F]フォルダを使います。

●実装する基板のCPUがSTM32F3xxで、IDEツールがIARの場合は、次のファイルを使用します。 (STM32F3xxは、アーキテクチャがARM Cortex-M4です)
④[FreeRTOS]-[Source]-[portable]-[IAR]-[ARM_CM4F]フォルダを使います。

上記③はメモリ管理機能です。heap_1~4.cのうち、どれか1つを使用すればOKです。

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